2015年8月24日月曜日

株価、景気、通貨発行量

株価、景気、通貨発行量。


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株価が上がっていても好景気とは感じなかった。
15年4-6月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率1.6%減。

株価が上がったのは通貨供給量が増えたからでは?

2013年5月2日 日経新聞より
 日銀の資金供給量、過去最大の155兆円

2014年11月3日 日経新聞より
 日銀が10月31日に決めた追加金融緩和で、2015年末時点のマネタリーベース(資金供給量)は350兆円を突破し、約450兆円(約4兆ドル)の米国に迫る。国内総生産(GDP)に占める比率は日米欧で断トツの7割に達し、世界的にも異例の領域に入る。  

2014年12月30日 ロイターより
 年末の資金供給量が過去最大の276兆円、日銀の目標上回る

2015年5月7日 NHK
 日銀の資金供給量 初の300兆円超え
 先月末時点のマネタリーベースは305兆8771億円となり、前の月に比べておよそ10兆円増加しました。
日銀が市場から国債などを買い入れて大量の資金を供給する大規模な金融緩和を進めているためで、これでマネタリーベースは9か月連続で過去最高を更新し、初めて300兆円を超えました。




日経新聞 各種データより
 GNP(国民総生産) 2014年 実質525兆円 2015年 実質528兆円


 通貨供給とはどういうことかイメージしてほしい。
日銀が具体的にどこに、どのような形で何を供給しているのか。

そこでは自己責任とは正反対の世界が繰り広げられている。

実質経済の半分以上のお金が出回るとどうなるか?
いまは、そのお金が金融経済(カジノ経済)が吸収しているので、
物価が安定し、株価が上昇。

もし、通貨の供給がベーシックインカムのように使われれば、
その分GDPは上がり景気が良くなると思う。
でも、今のままでは地球の資源を浪費するだけ。
環境を整え、クリーンな水と食物とエネルギーをつくる仕組みをつくりたい。


参考
バックミンスター・フラー「宇宙船地球号操縦マニュアル」

ルドルフ・シュタイナー「シュタイナー経済学講座 国民経済から世界経済へ」


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