2015年10月11日日曜日

「むのたけじ 100歳の不屈」を見て





NHKドキュメント

 ことし百歳になるジャーナリストむのたけじ。
戦時中に「大本営発表のウソを書いた」責任をとって敗戦と同時に朝日新聞を辞職。
その後は故郷の秋田で地方紙「たいまつ」を30年にわたって発行した。
百歳を迎えても、気力は衰えない。

「必ず戦争を絶滅させる。今の若者たちと話すと、新しい日本人が出てきたという希望を感じる」。

これまでの歩みと百歳の日常を描き、この国の未来を考える“熱血”ヒューマンドキュメント。

「むのたけじ 100歳の不屈」を見て




ETV特集▽むのたけじ 100歳の不屈 伝説のジャーナリスト 次世代への遺言 

 動画 59分弱

 進むべき道が見えた

 町のジャーナリズム


43:50


「100歳のジャーナリストからきみへ」という本を書いている

 ジャーナルは日記。

わたしの職業はジャーナリズム。

ismをつけたジャーナリズムは社会の歴史の日記。

社会の過去、現在、未来のつながり関係をあきらかにし民衆に示すのがジャーナリズムの使命。

過去になにがあったのか、

なにをやったか、やれなかったかを伝え、

現実の歩みを人間に対して語りかけることが古い世代の編集者の要。

46:10


地域の人と一緒に新聞を作りながら人に会い話し合う。

話し合うことも口をつかった新聞をつくることなんだ。



たいまつ16年 780号で休刊



元 朝日新聞記者 河谷史夫が高校生のとき本を読んで手紙を書いてくれた。



「日本で、ものを考えようとしている人間の間で衝撃が走った。」


47:50

琉球新報での講演 

むのたけじ講演より

「新聞そのもの生き返らせなければいかん!」


「沖縄戦新聞」 新聞協会賞を受賞



 新聞で戦争に協力した新聞社は、新聞でしか責任を取れない。

むのたけじ

「沖縄新聞を読み、やられたと頭をぶんなぐられる思いがした。」

49:30

「たいまつ」は休刊したが、その後、地域に密着した新聞がつぎつぎ生まれた。

福島いわき市の日々の新聞



50:00

子どものころ耳にした村の人々が口にした言葉。

なにしても世の中かわるもんじゃない。
出る杭は打たれるぞ。


わたしは動き出した若者に希望を見ている。


9/19 安保法案が参議院で可決成立した。


過去に目を閉じるものは、現在にも盲目になる。


歴史を学ばせない。
事実を知ろうとしない。
盲目に従うことに喜びを見出す。
これが教育のたまものかもしれない。













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