大南の村山うどん 翔 (関田さんの紹介)
[水~土] 11:30~14:00
定休日 日・月・火曜日
「翔」物語
池谷タカは、戦時中、東京陸軍少年飛行兵学校で
職員として働いていた。その中で、多くの少年
飛行兵を見送った。終戦と共に、学校は廃校と
なり、タカも職員を辞めた。
時は移り、昭和から平成になった。タカは、
昔を知る仲間が作った「少年飛行兵学校をしのぶ会」
の集まりに参加するようになった。その場で、タカは、
よく得意のかてうどんなど郷土料理をメンバーに
ふるまった。これが思いのほか好評であった。この
ことがきっかけで、武蔵村山市が開催する郷土料理
講習会で講師をやってくれないかと声がかかり、
地元の主婦に「村山かてうどん」や「すいとん」の
作り方を教えるようになった。
そうした中で、タカは、郷土料理を若い世代に
伝えていかなければいけないと考えるようになった。
タカには、4人の娘がいた。娘たちは、タカの
そのような気持ちをくんで、是非夢を実現させようと
話し合い、郷土料理の店「翔」をオープンさせた。
「翔」という名前には、「少年飛行兵学校」に対する
タカの忘れられないさまざまな想いが込められている
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