2015年11月15日
「うまいっ」 丹波大納言に続け 大粒の白小豆
2015年11月15日 6:40 NHK田村長治郎さん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一葉喜心 明正堂
サイトより祖父から受け継いだ「明正堂」に、「一葉喜心」という新たな心意気を吹き込んだのが当代の吉竹直之さんです。「一葉善心」には、「1つひとつのお菓子に喜びの心を込めてお菓子作りに精進したい」という吉竹さんの菓子作りに対する思いが詰まっています。近松門左衛門の戯曲にちなんだ「おさんの森」、地元で発見された恐竜の化石にヒントを得て開発した「恐竜の卵」などが人気です。
「恐竜の卵」(5個箱入900円)は、焙煎した小麦を生地に入れ、黄身あんと栗を包んだ焼き菓子。「古代へのロマンを形に表せないか」と吉竹さんが考えた。
営業時間 8:00~19:00
定休日 月曜日(ただし祝日と重なったら開店する)
所在地 丹波市柏原町柏原267
TEL 0795-72-0217
丹波新聞より
2011年07月09日
「加壽呈羅」を新発売
創業80年になる柏原商店街の老舗和菓子店。 4月、 4代目の帰郷に合わせ、 古い町家を改装した店舗に移転オープンした。
わらび餅、 生麩餅、 冷しみたらしなど、 夏の季節菓子が涼やかに並ぶ。
もなか 「おさんの森」 (150円) は、 初代から味を受け継ぐ一品。 粒あん、 もち、 栗入り。 4代目が作った 「つつじ太鼓」 (160円) は、 ソフトクッキー生地の焼き菓子で、 丹波産黒豆きな粉などを使用している。
丹波産の卵や牛乳を使ったシュークリーム (120円) とカステラ (箱入り1680円) を近く新発売する。 カステラは 「おめでたい節目の贈り物にしてほしい」 と、 「加壽呈羅 (かすていら)」 と名づけた。
3代目で店主の吉竹直之さん (51) は、 「お茶屋さんとのコラボ企画も考案中。和菓子とお茶の文化も伝えていきたい」 と話している。
【メモ】営業時間は午前9時―午後7時。火曜定休。 毎月23日は 「お客様感謝デー」。 電0795・72・0217。
吉竹直之 吉竹仁人
丹波GOGOフェスタ
2013年のポスター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
兵庫県 丹波新聞より
大粒白小豆ブランドに 来年、本格栽培へ 丹波市市島町の畑さん
2013年12月22日
県が開発した白小豆 「白雪大納言」 を、 名声を確立している丹波大納言小豆と並ぶ地域のブランド作物に育てようと、 畑道雄さん (42) =丹波市市島町市島=が、 来年度作付面積を拡大すべく、 準備を進めている。 今年、 種子となる白小豆を育てた。 「赤と白の一大産地となれば、 話題性もある。 農業者や加工業者と連携し、 大きく育てたい」 と意気込んでいる。
氷上高校商業科で特別非常勤講師をしており、 生徒から白小豆がないのかと2年前に聞かれ、 探したのがきっかけ。 白あんの原料は、 白小豆と思っていたが、 実際は白いんげんなどが多く、 白小豆はわずかであることを知った。 白小豆を調べるなかで、 県が2002年に農水省に品種登録した 「白雪大納言」 を見つけた。
県立農林水産技術総合センター (加西市) に種を譲ってほしいと相談したところ、 北部農業技術センター (朝来市) に残っていた原原種100グラムは全て春日町内の農家に譲ったと言われ、 丹波農業改良普及センターを通じてその農家と連絡を取り、 この農家が8キロに増やした 「白雪大納言」 を譲り受けた。
非農家だった畑さんも、 種子を増やすべく、 春日町国領に30アールの農地を借り、 農業者になった。 8キロのうち栽培を任せていた6キロのほ場は、 湿害でほぼ収穫できなかったが、 自身が栽培した2キロは首尾良く成育。 手もぎ、 手選別し、 本格生産に入る来年の種にする。
畑さんは、 丹波市地域資源活用懇話会の委員で、 たんば商業協同組合理事長、 コモーレ丹波の森事業統括代表でもあり、 地域活性化のために、 地域ブランドが必要と考えている。 「自分だけでできることではない。 農業者や加工業者ら多くの人とつながりながら、 『丹波白雪大納言』 を売り出し、 関わった人に利益が生じるようにしていきたい」 と夢を描いている。
同小豆の開発に携わった県農林水産技術総合センターによると、 白雪大納言は、 姫路市で3ヘクタールほど作られているのみだという。 白小豆のブランド、 岡山県の 「備中白小豆」 が小粒で収量が少なかったことから、 これにとって代わるものをと大粒、 多収の 「白雪」 を開発した。 既存の白小豆は脂肪分が多いのに対し、 白雪は少なく、 赤い小豆に似て風味が強い。 白あんの用途はこしあんが主流で、 粒あんとしてそれほどの量が必要とされなかったことから、 広く普及するに至らなかったという。
同センターは、 「食味は非常においしい。 『備中』 の置き換えでなく、 『白雪』 を新ジャンルとして売り込み、 市場を開拓すればおもしろい」 と話している。
県立農林水産技術総合センター (加西市) に種を譲ってほしいと相談したところ、 北部農業技術センター (朝来市) に残っていた原原種100グラムは全て春日町内の農家に譲ったと言われ、 丹波農業改良普及センターを通じてその農家と連絡を取り、 この農家が8キロに増やした 「白雪大納言」 を譲り受けた。
非農家だった畑さんも、 種子を増やすべく、 春日町国領に30アールの農地を借り、 農業者になった。 8キロのうち栽培を任せていた6キロのほ場は、 湿害でほぼ収穫できなかったが、 自身が栽培した2キロは首尾良く成育。 手もぎ、 手選別し、 本格生産に入る来年の種にする。
畑さんは、 丹波市地域資源活用懇話会の委員で、 たんば商業協同組合理事長、 コモーレ丹波の森事業統括代表でもあり、 地域活性化のために、 地域ブランドが必要と考えている。 「自分だけでできることではない。 農業者や加工業者ら多くの人とつながりながら、 『丹波白雪大納言』 を売り出し、 関わった人に利益が生じるようにしていきたい」 と夢を描いている。
同小豆の開発に携わった県農林水産技術総合センターによると、 白雪大納言は、 姫路市で3ヘクタールほど作られているのみだという。 白小豆のブランド、 岡山県の 「備中白小豆」 が小粒で収量が少なかったことから、 これにとって代わるものをと大粒、 多収の 「白雪」 を開発した。 既存の白小豆は脂肪分が多いのに対し、 白雪は少なく、 赤い小豆に似て風味が強い。 白あんの用途はこしあんが主流で、 粒あんとしてそれほどの量が必要とされなかったことから、 広く普及するに至らなかったという。
同センターは、 「食味は非常においしい。 『備中』 の置き換えでなく、 『白雪』 を新ジャンルとして売り込み、 市場を開拓すればおもしろい」 と話している。
写真・丹波市の新ブランドにと、 来年の栽培拡大に向けて準備を進める畑道雄さんと、 畑さんが栽培した白雪大納言小豆=柏原町母坪で
兵庫県における小豆の品種の収集・保存・配布について
兵庫県立農林水産技術総合センター 主席研究員 澤田 富雄古来、丹波地方で穫れる小豆は、種皮がしっかりしており、水浸しても腹が切れないことから、
公達が悪事を働いても腹を切ることがない官職「大納言」にあやかって「大納言小豆」と呼称され
たと言われており、縁起のよい小豆である。そのため、関西では、赤飯に大納言小豆を用いるのが
一般的である。なお、この話のモデルとなった品種は、在来種「春日黒莢大納言」であると言われ
ており、現在でも丹波の一部地域で栽培されている。
丹波黒さや大納言小豆
丹波産直 いの市場 サイトより
美しい光沢、コクのある甘味
ここにしかない、まぼろしの小豆
「丹波の赤」と呼ばれる丹波大納言小豆。四角いため、積み上げることもできます。
完熟すると莢(さや)が黒くなる、丹波黒さや大納言小豆は、春日町東中でしか穫れない、貴重な品種です。四角い形がめずらしく、さわやかな甘みとコクのある食べごたえは、京都の老舗和菓子店や料亭でも珍重され、その美味しさに江戸時代の将軍綱吉も惚れ込んだといわれるほど。おはぎにすると、食感もよく、口の中に薄皮が残らず、美味しいあと味が広がります。大粒で煮詰めても形が崩れないため、ぜんざいにするときは、わざと半分は豆をつぶしてから入れます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
安儀製餡所 サイト
小豆(あずき)の種類あんこの原材料として比較的よく使われている豆は、下記ように分類されます。白小豆
小豆の種皮色は通常は赤(あずき色)ですが、他に黒、白、緑、茶、灰白、斑紋、白地赤斑などあります。
しかし、国内生産があるのは白小豆(しろあずき)と呼ばれる白系統で、岡山県の「備中白小豆」、北海道の「きたほたる」などの品種がごく僅か生産されています。
白小豆
「備中白小豆」、という名称は特定の原産地と品種が組み合わさって、いわば特定の銘柄になっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿